マンボウの日常

一人暮らしの大学生(通称:マンボウ)がお届けする、主に日々の大学生活、インテリア、料理、勉強関連のことなどを中心とした雑記ブログ

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成績爆上がり??偏差値70の壁をぶち破る勉強法part3-化学の勉強法

皆さんこんにちは!

マンボウです!

 

今回は化学に関する記事を書いていきます!

 

ちなみに化学はマンボウのもっとも得意な科目なんです!

 

化学だけなら東大・京大の医学部以外なら合格点は普通にとることができてましたし、一時期通っていた予備校でも一番上のクラスで常に模試は1位でした!

 

でも、マンボウは実は数学が苦手なんです…

 

自分が行きたかった大学に数学が足を引っ張ていけなかったので…

 

受験はトータルなので得意科目を極めまくるよりも、

苦手な科目で足を引っ張らない程度にしたほうが合格しやすいです!

 

このことは頭に入れておいてください!

 

話がそれましたが今から化学に関する勉強法を書いていくので参考になれば幸いです!

 

 

 

はじめに

まず、大まかに化学の勉強の流れを言います。

 

問題集を徹底的にやりこむ→過去問演習です!

 

めちゃくちゃ単純ですがこれだけです。

 

でも、問題集を徹底的にやりこむというのがすごく難しいことなんですよ!

 

ほとんどの人は何周か解いたしそこそこいけるでしょ!

っていうくらいか

解き方を自分の頭のなかで整理できていない状態で解法を無理やり覚えているだけです。

 

一つ一つの式を問題のどこに着目して立てるかなどを把握して深く落とし込んでいく必要があります!

 

同じ参考書を使っているのにも関わらず全然偏差値が違うことがあるのはこのためです!

 

マンボウオススメの問題集

 ここではいくつかのオススメの問題集を紹介していきます。

 

※対象範囲はあくまで問題集を選ぶうえでの難易度のイメージをつけやすくするためにつけています。

新演習

 

 

 

対象範囲

偏差値60~75の大学を対象としている人対象

 

 

総評

難関大を目指す受験生ならだれもが知っているであろう問題集。

分量が多くさらにレベルの高い問題が並んでいるためかなりの時間がかかる。

後に紹介する重要問題集の2倍は時間がかかるため、受験で足を引っ張りそうな科目がある場合はこの問題集をやる時間があるならその科目に時間を回した方が効率がよい。

ただ、ある程度他の科目が仕上がっていて化学で差をつけたいという人はこの問題集をやるのもあり。

自分はこの問題集をやりこみましたが化学の成績を上げるのに大いに役立った。

なのでこの問題集を使う対象はすでに足を引っ張るほどの苦手な科目はなく、化学を得意科目としたい人です。

 

重要問題集

 

 

対象範囲

偏差値55~70程度の大学を志望している人対象

 

 

総評

新演習より問題のレベルも量も下がるが頻出問題は一通り網羅している。

難関大を狙っている人はここに載っている問題はすべて完璧にしていってほしい。

重要問題集をやっていては新演習をやっている人には勝てないじゃん!っと考える人も多いかもしれないが、一概にそうとも言えない。

新演習をそこそこやった人と重要問題集を完璧にした人では重要問題集を完璧にした人の方が勝ってもおかしくないし、重要問題集をさっさと完璧にして過去問演習をその分多く積めば新演習を使っている人に勝てる見込みは十分にある。

 

新標準演習

 

 

 

 

対象範囲

偏差値50~60程度の大学を志望している人対象

 

総評

問題量がとてつもなく多いが重要問題集より解説はかなりわかりやすいし、問題の網羅性が非常に高くこの1冊で完璧な基礎力がつく。

この問題集は私立薬志望の人に特にオススメする。

私立薬は難しい問題を多く解くより簡単な問題を確実に解けるほうが重要な場合が多い。

目指している大学の問題のレベルをみてこの問題集レベルの問題が多ければこの問題集を選ぶことをすすめる。

また、簡単といえどきっちり仕上げて過去問演習をすれば、センター試験満点、地方旧帝の問題で6割前後を狙うことも可能である。

 

特にオススメするのは以上の3つ問題集です!

 

以下番外編

 

暗記用として

対象範囲

全レベル

 

総評

この問題集は暗記用として持っておくのはありだと思う。

自分も隙間時間に見てここに書いている内容は頭に入れたが、センター試験対策や知識問題の対策としてかなり役に立ったのでオススメの1冊。

 

問題集の取り組み方

 

 問題集の取り組み方は

①まずは1日何題進めるか決める。

②決めた範囲を何回も見て解けるようにする。

③解けるようになった問題を深める

 

流れとしてはこんな感じなんですが以下でもう少し詳しく説明していきます!

 

①まずは1日何題進めるか決める

 

個人の能力や取れる時間によって1日何題に設定するかは変わるので個人で決めてもらえばいいのですが、ここではわかりやすく1日1章進めるという設定で話を進めていきます。

 

②その1章の進め方

 

問題の横に答えを置いておき、

問題を見たらすぐに答えを見て、解き方を覚えていく。

 

例えば、電気分解の問題なら

陽極と陰極の式を書いて比に気を付けて立式して解くんだなー。

っという感じでとりあえずまずはその問題の流れを覚えていきます。

 

この時、紙にわざわざ書かなくていいですし、計算式もわざわざ計算しなくていいです。

なぜなら式さえ立てれればあとは小学生の計算問題ですからそんなことに時間をかけてられないです。

 

「計算力をつけておくことも大切じゃないの??」

 

そういう声が聞こえそうですが、

 

確かに重要です。

 

しかし計算は過去問演習のときに時間もはかってきっちりやればいいと思っています!

 

なのでこの段階では少しでも早く解法をマスターすることに専念しましょう!

 

また有機の構造決定については少しやり方が違うのでそれはもう少し後で説明します。

 

 

③何回もみる

 

 

決めた範囲を先ほどいったやり方で何周もします。

それで、すらすらやり方が思い浮かぶようになったら実際に解けるかどうかこの時始めて紙に書きだして確認していきます!

 

紙に書きだして解くときも計算は自分でやってもいいですが、やらなくてもいいです。

 

とにかく、

何回も見た問題ならスラスラ解ける

という状態にしてください!

 

④スラスラ解けるようになってもその問題を深める

 

 

ここが、一番大切です!

問題集を解けるようになったからもう大丈夫と思ってしまう人が多いんです!

 

解けるようになっても

深めるというこの作業をしなければ、初見の問題を中々解けるようにはなりません。

 

ところで、深めるってどういうこと??

 

そんな声が聞こえてきそうなので今から例を出して簡単に説明しておきます!

 

 

問題を深めるとは?

 

 

まずとりあえず苦手な人も多いであろうヘンリーの法則を例にとって話していきます。

 

ヘンリーの法則といっても

・単一気体の溶解

混合気体の溶解

・密閉容器内の気体の溶解

 

などいろいろあります。

 

問題集をしっかりまわしてこのように分類できている人とできていない人では初見で問題を見たときに大きな差が生まれます。

 

以下、そのことについて書きます。

 

問題をしっかり分類できてない人の思考

 

あ、ヘンリーの法則の問題だ!

あれ?まず何するんだ??

って感じになります。

 

問題をしっかり分類できている人の思考

 

ヘンリーの法則の問題か。

どのタイプの問題なのか問題の条件をみて絞っていくか。

 

まず、密閉されているのかな??

あ~、密閉されてるじゃん!!

これはヘンリーの法則と気体の状態方程式を立てて連立していく方針だな!

っとか

 

あれ、これは密閉されてないな~

今回は単一気体か混合気体かどっちかな??

 

っと言ったように単にヘンリーの法則の問題だ!

となるのではなく問題の条件からどういう立式をしていく必要があるのか絞り込んでいけます!

 

この差はかなり試験本番での点数に差が出るとは思いませんか?

 

同じ参考書をやっていても成績に差が出る最も大きな原因はこの差なんです!

 

地頭の良さでしょ!といって目を背けてる人も多いかもしれませんが、確かにそれもないとは言いません。

しかし、問題をあまりに深めていない人が多いのは事実です。

 

自分はこのことに気づき1問1問深めなおした時に一気に成績が伸びました!

 

なので、初めは問題集の問題が解けるようになることを目標として頑張ればいいですが、解けるようになってもそこからが勝負ということを意識しておいてください!

 

問題を深める際に意識すること

 

 

問題を深める際に意識してほしいことを書きます。

 

「なぜその途中式を立てるのか?」

問題文にそのヒントがないのか確認しましょう。

 

また

 

「この式を初見で見たときに立てるためには問題文のここに着目していけばよいか?」

ということや

 

「解説に書いてある一つ一つの意味を初見の問題でどうすれば気づくことができるのか?」

 

ということを意識しましょう!

 

最終的には他人に明確に説明できるようにすることが大切です!

 

この式をたててこれを計算しておしまい。っという簡単な説明でなく、

 

まず、

 

 

問題文のここをみてこういうことが考えられるからこの式を立てます。

 

といったような一つ一つやることに関して意味をつけれるようになっていきましょう!

 

このように一問一問深めていくとそのうちこの手の問題はこう解く!っと頭の中で整理されていきます!

 

 

よく問題集は何周すればいいですか?っといった人がいますね??

 

答えは「人に明確に説明できるようになるまで」です。

 

 

有機化学の構造決定について

 

 

構造決定の問題に関しては少しやり方が違うので説明していきます。

 

 

構造決定の場合、まずはこの文があったらこう考える!っという問題の読み方を身につけます。

 

問題の読み方とは何か?

 

例えば、簡単な例を出すと

金属ナトリウムを加えると水素が発生した。

っというのは

ヒドロキシ基を持っている。

っというように問題文を読み替えなければなりません。

 

この読み替えることを問題の読み方とここでは言うことにします。

 

 

構造決定が苦手な人はこの問題の読み方がうまくできないっていう人だと思うのでこの力を鍛えましょう。

 

この問題の読み方を学べる参考書としてオススメなのが下の二つの参考書です。

 

 

どちらか一つを選んで問題の読み方が身につくまで何周もしましょう!

 

問題の読み方が身についたらひたすら問題を解きましょう!

 

またここまできたら問題を解いているときにわからない場合は

解説ではなく答えの構造を見て

問題文からなぜこの構造になることが推測できるか?と考えていくことでもかなり力が付きます。

 

  

問題集を深め終わればいよいよ過去問演習に入れ!

 

 

問題集を深め終わったらと書きましたが100%完璧になったらではなく80%くらいできるようになったら時期によりますが過去問演習を入れていくべきです。

 

過去問演習を入れる目安は10月からです。

 

このあたりから週に1年でも入れておいてほしいです。

 

過去問は試験が近くなってきたら解くように何年か残しておいて、志望校のちょっと昔の問題をまず解きそれが終われば志望校に似たレベルから+αくらいのことをやっておきましょう!

 

また、いきなり志望校の問題をやっても全然解けない場合はレベルを落とした大学の過去問をやりましょう。

 

目安としては初見で6割取れるレベルの過去問で演習を積むことが望ましいです。

 

初めは少し低めのところから始めて最終的には志望校の合格最低点から自分の得意科目、不得意科目を考慮した上での本番目標点を定めその点数+αくらいとれるようにしましょう!

 

 過去問を解く際に意識すること

 

 

きっちり時間を測る

 

問題集と違ってやはり実際に大学で出された過去問を使うわけですから時間をきっちり測って本番を意識して演習を積むべきです。

普段から本番を意識して勉強している人とそうでない人は本番で大きく差がつくのでしかっり時間は意識していきましょう。

 

問題集で学んだことを活かして解くことを意識する

 

 

過去問を解いていて

この問題は問題集のあの問題の例題だからあの解き方をここに使って~

というように問題集で学んだことをしっかり活かしましょう!

 

計算もきっちりする

 

 

問題集の時は別に計算しないでも自分はいいと思いますが過去問演習の時はきっちり計算もしましょう。

 

復習について

 

 

復習は自分は解いた後丸つけをして間違ったところが問題集の理解の不足だったのかそれとも新たに出てきた解法なのかを確認するなどミスの傾向を分析した後に間違ったところをすべて復習して解けるにし1週間くらいしたらまた全部を試験時間の半分の時間で解いて満点をとれるか確認していました。

1週間放置して半分の時間くらいでスラスラ解けたらその年度の問題は大丈夫です!

 

またテスト前くらいにまとめて確認するくらいにしてどんどん次の過去問を解いていきましょう!

 

 

以上で化学の勉強に関する記事はおしまいです。

 

 化学のセンターに関する記事もあるので良ければこちらも参考にしてください!

everyday-mannbou.hatenablog.com

 

それでは💨